植民地統治構造におけるキリスト教とその越境性に関する一考察

1930年代の台湾ＹＭＣＡとＫ．Ｗ．ダウイを中心に

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[Key] 台灣基督教青年會 羅虔益 Kenneth W. Dowie

高井ヘラー由紀 「日本統治下臺灣における日本人プロテスタント教會史研究 (1895-1945)」(国際基督教大学に提出した博士論文2003年6月), 同「日本統治下臺灣のキリスト教界における異文化交流一台湾YMCAの事例を中心に」飛田良文ほか編『アジアにおける異文化交流』（明治書院、2004年3月）, 同「植民地支配、キリスト教、そして異文化交流一日本軍による台湾武力制圧における事例より(1895年)」『日本研究』30 (2005年3月) を参照。

本稿は2008年6月に同志社大学で行われた第42回アメリカ学会年次大会における発表の一部をもとに作成したものである。発表自体はYMCAに焦点をあてたものではなかったが、岩野一郎氏がYMCAに関して質問されたことに触発されて今回のテ一マ設定となった。

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